令和2年(行ケ)10057【電動ベッド】<菅野> 主引例と副引例との技術分野が隔絶している ⇒組合せの動機付け否定(請求項2) 技術分野が異なると、当業者が知らないということ? […]
令和2年(行ケ)10053【二酸化炭素経皮・ 経粘膜吸収用組成物】<菅野>
令和2年(行ケ)10053【二酸化炭素経皮・ 経粘膜吸収用組成物】<菅野> 主引例に本件発明の課題があるとは認識できない。 ⇒進歩性〇 ⇒あくまで、主引例からどのような課題を認識できるかを考える必要がある。 […]
平成24年(行ケ)10252【耐熱性リボヌクレアーゼH】<芝田>
平成24年(行ケ)10252【耐熱性リボヌクレアーゼH】<芝田> *出願後に頌布された刊行物により顕著な効果を認定× *特許明細書に記載された知識に基づいて出願前の発明ないし技術常識を認定する […]
<論稿>米国特許侵害訴訟におけるMarkman クレーム解釈(ヨークM.フォークナー、鈴木亜矢)
<論稿>「米国特許侵害訴訟におけるMarkman クレーム解釈」(2017.3、ヨーク M. フォークナー、鈴木 亜矢) 米国特許侵害訴訟の充足論におけるクレーム解釈~実務上有益! ordin […]
<論稿>「均等論に関する裁判例の傾向と対策」(2017.01、弁理士会・特許委員会)
<論稿>「均等論に関する裁判例の傾向と対策」(2017.01、弁理士会・特許委員会) 明細書に課題・作用効果を複数記載することの功罪 明細書に課題を上位概念で記載することの功罪 […]
<論稿>「『用途発明』の権利範囲について(直接侵害・間接侵害)」(2017.1、高石秀樹)
<論稿>「『用途発明』の権利範囲について(直接侵害・間接侵害)」(2017.1、高石秀樹) 用途発明と直接侵害 ①用途発明の定義を限定するアプローチ ②〜用というクレーム文言の意義を事案毎に解釈するアプロー […]
<論稿>「『容易の容易』の射程範囲(第三の公知文献の位置付け)」(2018.12、高石秀樹)
<論稿>「『容易の容易』の射程範囲(第三の公知文献の位置付け)」(2018.12、高石秀樹) ※複数の相違点を埋めるために、複数の副引例を組み合わせる必要がある場合、相違点同士が技術的に互いに独立していれば […]
<論稿>「外国企業とのライセンス契約」(日本弁理士,NY州弁護士 龍神嘉彦)
<論稿>「外国企業とのライセンス契約」(日本弁理士,NY州弁護士 龍神嘉彦) 特許ライセンスを類型別に解説 権利行使型 技術援助型 ハイブリッド型 共同開発型 対象を区切らないと、予想外の技術 […]
米国 2008.08 連邦最高裁 Quanta v. LG Electronics
米国 2008.08 連邦最高裁 Quanta v. LG Electronics ❶従前の米国裁判例実務は米国内譲渡が「消尽」の大前提であるとされてきたが、Quanta判決は、譲渡場所が米国内であるか否かに焦点を当て […]
米国 2017.05 連邦最高裁 LEXMARK v. IMPLESSION
米国 2017.05 連邦最高裁 LEXMARK v. IMPLESSION 米国外で販売した分も、米国特許権は消尽する!! (日本と異なる。) 特許権者がSingle-useの条件付きで譲渡したカートリッジを使用後に入 […]
米国 1961 連邦最高裁 ARO <消尽論> ⇒同事案は「修理」と判断した。(※日本と較べて、Anti Patent) 部品が不可欠であるか否かは重要でない。 特許装置を購入する行為は,使用のためのライセンス,すなわち […]
2002.05 CAFC Husky v. R&D Tool & Engineering
2002.05 CAFC Husky v. R&D Tool & Engineering (1)全特許事項が消耗され、再び使用可能にするために再生産が必要である場合は、 ⇒「再生産」に該当し、特許侵害と […]
2011.08 米国連邦最高裁 Global-Tech v. SEB
2011.08 米国連邦最高裁 Global-Tech v. SEB 誘引侵害(米国特許法第 271 条(b))が成立するためには、①直接侵害が存在することに加え、②当該直接侵害が生じることを知っていたか、または、侵害 […]
2015.05 米国連邦最高裁 ”Cisco” Commil v. “Cisco”
2015.05 米国連邦最高裁 ”Cisco” Commil v. “Cisco” 特許が無効であるとの誠実な信念を有していたとしても、誘引侵害(米国特許法第 271 条 […]
2005 CAFC NTP v.Research in Motion(BlackBerry事件)
2005.08 CAFC NTP v. Research in Motion(BlackBerry事件) 物(システム)の発明の使用は、「システムの管理が行われ,システムの有益な使用が得られる場所」である。 方法の発明 […]
2014.06 米国連邦最高裁 2015.08 CAFC LIMELIGHT v. AKAMAI
2014.06 米国連邦最高裁 LIMELIGHT v. AKAMAI 方法の発明について、直接侵害が存在しない限り誘引侵害が成立しないとする原則及び271(f)(1)の立法趣旨に基づき、誘引侵害が成立するとしたCAFC […]
出願経過における減縮補正と、均等論(世界の裁判例の潮流と日本の裁判例紹介)
<出願経過における減縮補正と、均等論(世界の裁判例の潮流と日本の裁判例紹介)> 日本の判例上、均等侵害が成立するための要件は以下の5つとされている。(最判平成10年2月24日「ボールスプライン事件」、最判平成29年3月2 […]
「米国特許に係るプロセスにより製造された製品を米国へ輸入…による当該米国特許権の侵害」(矢作隆行)
(論文紹介) 「米国特許に係るプロセスにより製造された製品を米国へ輸入・米国内で販売等することによる当該米国特許権の侵害」(日本弁理士、米国NY州弁護士、矢作隆行) 米国 2019.12 CAFC Syn […]
令和2年(行ケ)10124【…インキ組成物の製造方法】<東海林> ※「容易の容易」の問題ではない
令和2年(行ケ)10124【裏刷り用溶剤型グラビア印刷インキ組成物の製造方法】<東海林> *「容易の容易」の問題ではない 「当業者は,…甲1発明1…の原料としてバイオマス由来の成分を用いることを動機付けられる […]
-東京地判平成28年(ワ)25436「L-グルタミン酸の製造方法」事件<矢野裁判長>-
東京地判平成28年(ワ)25436「L-グルタミン酸の製造方法」事件<矢野裁判長> ①進歩性欠如の拒絶理由通知に対応する補正で除かれた方法について、均等侵害が成立した事例(Flexible barが柔軟に運用される世界的 […]
★知財訴訟で、取締役の会社法429条1項の責任が肯定・否定された裁判例
大阪地裁平成31年(ワ)3277【地盤強化工法】【ナビゲーション装置】 *(名目)取締役の会社法429条1項の責任を肯定した。 「名目上の取締役であっても,代表取締役…に対する監視 […]
欧州特許実務①<手続> (長谷川寛ドイツ弁理士の講演録から )
長谷川寛ドイツ弁理士の講演録から 欧州特許実務①<手続> 移行時に, ・明細書を補正しない ⇒英文の頁数を元に計算されて高額化 ・特許性を考慮したクレー […]
欧州特許実務②<クレームドラフト>(長谷川寛ドイツ弁理士の講演録から)
長谷川寛ドイツ弁理士の講演録から 欧州特許実務②<クレームドラフト> (1)多数の従属項を用意する ⇒補正・新文献で拒絶が繰り返されるという非効率を防止できる。 (2 […]
“Amendment to narrow scope of claim in process
“Amendment to narrow scope of claim in process of prosecution and application of doctrine of equivalents […]
欧州特許実務④<新規性での落とし穴>(長谷川寛ドイツ弁理士の講演録から )
長谷川寛ドイツ弁理士の講演録から 欧州特許実務④<新規性での落とし穴> (1)新規性喪失の例外が乏しい ⇒日本特許法30-2が無い!! (2)用途 ⇒原則限定しない! […]
<出願経過における減縮補正と、均等論> Flexible Barを前提として、進歩性欠如の拒絶理由通知に応答する手続補正で追加した構成要件について均等侵害を認める傾向は、世界の潮流! ⇒プロパテント &nb […]
平成31年(行ケ)10046<大鷹> 【回路遮断器の取付構造】①進歩性〇、②分割要件〇
平成31年(行ケ)10046<大鷹> 【回路遮断器の取付構造】①進歩性〇、②分割要件〇 ①部材の小ささを容易想到否定の理由とした!! 「…板ばねや分岐開閉器のような小さな部材にさらに操作用取手 […]
令和2年(行ケ)10103【多色ペンライト】<東海林> *審決は、主引用例に内在する課題の認定を誤った。 *主引用例の「演色性」と副引例の「演色性」とは異なる意味。 ⇒動機付けの根拠とならない […]
東京地判平成30年(ワ)36690【携帯情報通信装置】<國分>
東京地判平成30年(ワ)36690【携帯情報通信装置】<國分> NPE勝訴~実施料率0.01% SEP(標準必須特許)ではないが、パテントファミリーとしての実施許諾という“被告の”実情を考慮し […]
「マルチマルチクレーム」の制限 ~ 改訂審査基準、解説資料、動画、意見募集結果が公表されました。
「マルチマルチクレーム」の制限 特許庁から、改訂審査基準、解説資料、動画、意見募集結果が公表されました。 「又は」でもマルチマルチクレーム ⇒マルチマルチクレームが禁止されていな […]
令和1年(ネ)10057【タンパク質を抽出する混合液】<大鷹>=平成29(ワ)41474<田中>
令和1年(ネ)10057【タンパク質を抽出する混合液】<大鷹> *「抽出」の意義が、2層に分離することと解釈された。 ⇒非充足 (判旨抜粋) 本件明細書の【0026】中に,「タンパク質含有層中 […]
令和2年(ネ)10045【ドットパターン】<菅野>サポート要件×、補正要件×(新規事項追加)
令和2年(ネ)10045【ドットパターン】<菅野> サポート要件×、補正要件×(新規事項追加) *明細書中の開示が、クレームアップされた発明と整合する(矛盾なく解釈できる)だけでは記載として不足である… ⇒ […]
東京地判平成30年(ワ)1233【コンクリート造基礎の支持構造】<國分> ※損害論
東京地判平成30年(ワ)1233【コンクリート造基礎の支持構造】<國分> ※損害論 大成建設v.大林組(特許権侵害成立) 限界利益がマイナスの工事現場⇒限界利益額をゼロと計算 […]
令和2年(行ケ)10016【…凹凸とげを有するとげ付き縫合糸】<菅野>
令和2年(行ケ)10016【…凹凸とげを有するとげ付き縫合糸】<菅野> <付加と置換> *引用発明の遷移点は不明⇒遷移点は設計事項!! 『引用例の構成は不明⇒設計事項 引用例の構成は確定⇒変更 […]
東京地判令和元年(ワ)31214「塩化ビニリデン系樹脂ラップフィルム」事件<田中>
東京地判令和元年(ワ)31214「塩化ビニリデン系樹脂ラップフィルム」事件<田中> 組成値を満たしても物性値を満たすか分からない場合に、「パラメータ」に着目することの容易性を否定して進歩性を肯定し、サポート […]
〔米国意匠〕 2019.09 CAFC Curver Luxembourg v. Home Ex
〔米国意匠〕 2019.09 CAFC Curver Luxembourg v. Home Expressions 米国Design Patentにおける侵害判断時に、本件意匠公報に記載された図面には「Ch […]
〔米国意匠〕 2021.10 CAFC Surgisil v. Peter Raphael
〔米国意匠〕 2021.10 CAFC Surgisil v. Peter Raphael 米国Design Patentにおけるanticipate(新規性)判断時に、先行文献に記載された「クレーム」と「 […]
2014.06 米国連邦最高裁 Nautilus v. Biosig
2014.06 米国連邦最高裁 Nautilus v. Biosig 明確性要件 reasonable certainty基準 =当業者が明細書や出願経過を参酌しても、合理的な確証(reasonable c […]
2021.10 CAFC HZNP v. Actavis 明確性要件 “consisting essentially of”というクレーム文言 未記載の無名成分が、基本的および新規的 […]
2021.08 CAFC Eli Lilly v. Teva
2021.08 CAFC Eli Lilly v. Teva 物のクレームとは対照的に、使用方法は「何を行うか 」に完全に依存する。 何を行うかは、通常、前文に記載されているから、使用方法の目的は、前文によ […]
LINEふるふる裁判の紹介記事を、事務所HPにUPしました。 平成29年(ワ)36506<佐藤>
LINEふるふる裁判の紹介記事を、事務所HPにUPしました。 平成29年(ワ)36506<佐藤> ①副引例から「GPS検索機能」のみを抽出して主引例に適用するロジックが否定され、同適用は阻害要因があるとして […]
平成20年(ネ)10061【冷凍システム並びに凝縮用熱交換装置】<中野> 特許事件の管轄
平成20年(ネ)10061【冷凍システム並びに凝縮用熱交換装置】<中野> 「特許権に関する訴え」は,特許権に関係する訴訟を広く含む…,特許権侵害を理由とする差止請求訴訟や損害賠償請求訴訟,職務発明の対価の支 […]
令和2年(行ケ)10075【包装体】<森> ※技術分野の共通性のみを根拠として、容易想到とできない。 ※課題を具体的に認定し、主引例と副引例との課題が異なるとして、組み合わせる動機付け否定。 ⇒ […]
【商標】大阪地裁平成30年(ワ)11672 「Re就活」「リシュ活」
【商標】大阪地裁平成30年(ワ)11672 商標権者 「Re就活」 被疑侵害者 「リシュ活」 警告後 「リシュ活」商標出願⇒登録 ⇒異議決定も非類似 大阪地裁は、求人企業は誤認 […]
東京地判平成31年(ワ)2034<佐藤> 事業譲渡契約に定める競合避止義務違反⇒差止め
東京地判平成31年(ワ)2034<佐藤> 被告が原告へ事業譲渡後に同種事業を再開。 ⇒事業譲渡契約に定める競合避止義務違反 (競業避止義務の範囲に争いがあった。) ⇒被告の事業の […]
【発信者情報開示請求】大阪地判令和2年(ワ)1995 侵害情報投稿後のログイン記録に基づく発信者情報開示請求が認められた!! ⇒これまでは裁判例が分かれていたが、本判決も指摘する必要性、4条の […]
【不競法】平成31年(ネ)10008 「生存率100%」等の広告が、品質誤認表示と判断された!!
【不競法】平成31年(ネ)10008 「生存率100%」等の広告が、品質誤認表示(不競法2条1項20号違反)と判断された。 ⇒損害額4346万円認容 一審(沖中裁判長)では、「生存率100%」 […]
令和2年(行ケ)10103【多色ペンライト】<東海林> *審決は、主引用例に内在する課題の認定を誤った。 *主引用例の課題に関する「演色性」と、副引例に記載された技術事項として認定された「演色 […]
令和2年(行ケ)10011【カテーテル組立体】<大鷹> *機能的クレームの進歩性 引用例が機能を有すると看取できない ⇒相違点 引用文献…図26から,スリット462が流体の「流入 […]
令和2年(ネ)10025【発光装置、等】<森> *大合議判決の規範を踏襲し、特許製品(LED)ではなく、被告製品(テレビ)を基準に、特許法102条3項の損害額が計算された。 ⇒1億3200万円認容 &nbs […]
東京地判平成24年(ワ)14227【p型窒化ガリウム系化合物半導体の製造方法】<高野>
東京地判平成24年(ワ)14227【p型窒化ガリウム系化合物半導体の製造方法】<高野> ★「不純物」の許容範囲は、発明の効果を妨げない範囲 *「実質的に含まない」⇒微量に含むが充足 […]
大阪地裁平成28年(ワ)2688【ボールボンディング用被覆銅ワイヤ】
大阪地裁平成28年(ワ)2688【ボールボンディング用被覆銅ワイヤ】 ★不純物の許容範囲は課題解決できる範囲 ⇒許容されるPdの含有割合は約2% 「金により形成した表面の被覆層に内側の被覆層の […]
大阪地判平成18年(ワ)6162【無鉛はんだ合金】<山田> *合金のクレーム上記載がない成分組成を含むイ号製品につき非充足とされた事例 ★「不純物」の許容範囲は、発明の効果を妨げない範囲 &n […]
東京地判平成25年(ワ)3360【非磁性材粒子分散型強磁性材スパッタリングターゲット】<長谷川>
東京地判平成25年(ワ)3360【非磁性材粒子分散型強磁性材スパッタリングターゲット】<長谷川> ★「不純物」の許容範囲は、発明の効果を妨げない範囲 *「全粒子」⇒全ての粒子が、充足必須 「構成要件1-Bは…非磁性材の全 […]
東京地判平成29年(ワ)44053【…B細胞リンパ腫の併用療法】<山田>
東京地判平成29年(ワ)44053【…B細胞リンパ腫の併用療法】<山田> *被告製剤の添付文書から、用法・用量が特許発明と異なる。 *明細書中の記載が、発明の用途に対応するとは認められなかった。 ⇒課題云々ではなく、発明 […]
≪論稿≫「種苗法における『現物主義』について」嶋末和秀判事、西村康夫判事
≪論稿≫「種苗法における『現物主義』について」嶋末和秀判事、西村康夫判事 クレーム主義でなく、現物主義であるべき理由 ①出願審査段階は現物主義 ②UPOV条約 ③たまたま登録品種の登録特性を全て満たした場合に侵害成立は過 […]
平成25年(ネ)10026【粉粒体の混合及び微粉除去装置】<飯村>
平成25年(ネ)10026【粉粒体の混合及び微粉除去装置】<飯村> =大阪地裁平成20年(ワ)10819 *「不可欠」の一般論 ⇒一審ではイ号製品は4号の間接侵害不成立 ⇒控訴審は5号成立 非専用品⇒全部差止認容 「用途 […]
米国 2009 CAFC en banc Cardiac v. St. Jude Medical
米国 2009.08 CAFC en banc Cardiac Pacemakers v. St. Jude Medical 方法クレームに、米国特許法271(f)が適用されない。 (理由)議会は、Deepsouth最高 […]
米国 2007.04 連邦最高裁 AT&T v. Microsoft
米国 2007.04 連邦最高裁 AT&T v. Microsoft コンピュータにインストールされたウインドウズのコピーは、米国特許法 271 条(f)の「部品(components)」に相当する。 マスターデ […]
米国 2004.07 CAFC Gerald v. Analog Devices
米国 2004.07 CAFC Gerald v. Analog Devices 米国内で米国特許権に係る発明の構成部品について設計・販売指示を行っても、構成部品の製造・販売・販売の申し出が米国外である限り、271(f) […]
米国 2000.06 CAFC Rotec v. MItsubishi
米国 2000.06 CAFC Rotec v. MItsubishi 米国外におけるoffer to sellは、”supply … in or from the US” に該当し […]
米国 2001.04 CAFC Waymark v. PortaSystems
米国 2001.04 CAFC Waymark v. PortaSystems 271(f)(2)は、半製品が米国外にsupplyされていれば、米国外で実際に特許製品を完成させたことを立証する必要は無く、組み合わせの意 […]
米国 2018.06 連邦最高裁 WesternGeco v. ION Geophysical
米国 2018.06 連邦最高裁 WesternGeco v. ION Geophysical 米国特許法第271条(f)が適用された場合、特許権者は、米国外で逸失した利益分を損害賠償請求できる。 (地裁において We […]
知財高判令和5年3月9日(令和4年(行ケ)第10122号)(本多知成裁判長) ◆判決本文 【判決要旨】 1.商品商標の類否判断の方法について 商品商標の類否は,対比される商標が同一又は類似の商 […]
東京地判平成22年(ワ)26341【油性液状クレンジング用組成物】事件<大須賀>
東京地判平成22年(ワ)26341【油性液状クレンジング用組成物】事件<大須賀> *当業者が配合割合を適宜変更して実施可能とした当てはめ例 (サポート要件も同様) * […]
米国 2004.06 CAFC Honeywell v. Hamilton
米国 2004.06 CAFC Honeywell v. Hamilton 審査経過で、独立クレームを削除し、従属クレームを独立クレームとした場合、禁反言が推定され、原則として均等論を主張できない。 ⇒Fe […]
英国最高裁UKSC48 独国最高裁X ZR Actavis v. Eli Lilly
英国最高裁[2017]UKSC48 Actavis v. Eli Lilly 英国で初めて均等論を認めた最高裁判決。 欧州出願手続においてクレームが減縮補正されたが、この補正は、許容できない中間概念化に基 […]
米国 2002.03CAFC en banc Johnson & Johnston v. R.E
米国 2002.03CAFC en banc Johnson & Johnston v. R.E. Service (Dedicationの法理) 明細書中に記載されているが、特許クレームに記載され […]
米国 2007.01CAFC DePuy Spine v. Medtronic
米国 2007.01CAFC DePuy Spine v. Medtronic (Vitiationの法理) 構成要件の一部を置換すると当該構成要件が無価値化(vitiated)される場合、均 […]
米国 2009.06 CAFC Crown Packaging v. Rexam
米国 2009.06 CAFC Crown Packaging v. Rexam 同一の方法もたらす(Way)で同一の効果(Result)をもたらす場合は均等成立。 方法の発明及び物の発明が両 […]
米国 2017.05 CAFC Mylan v. Aurobindo Pharma
米国 2017.05 CAFC Mylan v. Aurobindo Pharma Graver Tank連邦最高裁(1950)の基準のうち、実質的差異テスト(insubstantial differenc […]
2017.05 米国連邦最高裁 TC Heartland 【特許権侵害訴訟の裁判管轄】
2017.05 米国連邦最高裁 TC Heartland v. Kraft Foods 【特許権侵害訴訟の裁判管轄】 被告が米国企業である場合は, ①設立準拠州 又は ②被告が「恒常的かつ確立 […]
2017.05 米国連邦最高裁 Water Splash v. Menon
2017.05 米国連邦最高裁 Water Splash v. Menon 受領国が拒否宣言をしない限り、郵便送達もハーグ条約に従った許容される送達手続きである。 ⇒2018年12月に、日本政 […]
令和2年(行ケ)10044【脂質含有組成物】<大鷹> *刊行物に数値は記載されていたが、それ以下に限定する示唆は無かった。 刊行物5の記載は、「脂肪の摂取量」が「一日当り40g」に増加したこと […]
論点別「特許裁判例事典」第三版が、本日発刊されました。(経済産業調査会)
論点別「特許裁判例事典」第三版が、本日発刊されました。(経済産業調査会) 第二版から裁判例400個追加!! 100ページ増量!! 索引完備!! 事典としての使い方に加えて、★★★の裁判例をつま […]
令和2年(行ケ)10132【骨粗鬆症治療剤】<菅野> *予測できない顕著な作用効果 当該発明の構成に近い構成を有するものとして選択された引用発明の奏する効果や技術水準において達成されていた同種 […]
平成2年(行ケ)10106【読取装置】<森> *引用発明適格否定(「甲1発明2」) ⇒単独で用いられることが想定されないと、引用発明適格× 甲1発明の「読取り/書込みモジュール200」が単体で […]
平成2年(行ケ)10115【美容器】<菅野> 「球,あるいは他のあらゆる任意の形状とすることが可能である。」との記載ぶりからすれば,まずは「球」が念頭に置かれていると理解するのが自然である。 […]
令和2年(行ケ)10134【…デジタル・アート配信および鑑賞の制御…のためのシステム】<森>
令和2年(行ケ)10134【インターネットを介したデジタル・アート配信および鑑賞の制御ならびに画像形成のためのシステム】<森> *主引例と副引例は技術分野が異なる 広い技術分野に属することから […]
大阪地判令和1年(ワ)5444【二酸化炭素含有粘性組成物】被告取締役の会社法429条1項責任肯定
大阪地判令和1年(ワ)5444【二酸化炭素含有粘性組成物】 *大合議判決後、被告破産 ⇒被告取締役の会社法429条1項の責任肯定 Cf.東京地裁平成28年(ワ)2720【生海苔異 […]
大阪地裁令和2年(ワ)3247【水道配管における漏水位置検知装置】<杉浦>
大阪地裁令和2年(ワ)3247【水道配管における漏水位置検知装置】<杉浦> *特許権侵害訴訟提起が不法行為とされた!! ⇒50万円認容 「原告は,本訴の提起に先立ち,被告の使用する漏水探査方法 […]
大阪地判平成29年(ワ)10082【手摺の取付装置】<杉浦>
大阪地判平成29年(ワ)10082【手摺の取付装置】<杉浦> ※特許法102-2~2割の覆滅 *102-2の「利益」は、消費税相当分も含む。 =平成28年(ネ)10082<鶴岡> 【生海苔異物 […]
大阪地判平成30年(ワ)60<杉浦> *特許権譲渡に伴い、ライセンシーの地位も承継した ⇒ライセンス契約上の特許維持義務違反を理由に、ライセンシーが契約解除 ⇒原状回復請求認容/8857万円 […]
平成26年(ネ)10109【経皮吸収製剤,経皮吸収製剤保持シート…】<大鷹>
平成26年(ネ)10109【経皮吸収製剤,経皮吸収製剤保持シート…】<大鷹> *実質的変更の判断基準として、間接侵害の成立範囲を考慮した 「このような…訂正が許されるとすれば,…間接侵害…が成 […]
令和2年(ネ)10145【ドットパターン】<菅野> *相容れない2つの実施例を組み合わせてclaim up ⇒新規事項追加 「両ドットパターンは,相容れない情報の定義方法を用いているのであり, […]
平成25年(行ケ)10346【水晶発振器の製造方法】<石井>
平成25年(行ケ)10346【水晶発振器の製造方法】<石井> *明細書中で、2つの段落に独立に記載した事項を併せた追加⇒新規事項追加 ⇒訂正要件× 「各記載に係る構成の態様は,それぞれ独立した […]
平成28年(行ケ)10257【携帯情報通信装置】<森> *明細書中で、2つの段落に独立に記載した事項を併せた追加⇒新規事項追加 「段落【0143】には,段落【0117】,【0118】に記載され […]
令和2年(行ケ)10027【体液用センサーアッセンブリ】<森>
令和2年(行ケ)10027【体液用センサーアッセンブリ】<森> *数値は設計事項 引用例…の各記載及び一般的に,…標本サイズ,標本量等によってスペーサの溝の寸法を変更することは,当業者が適宜行 […]
令和1年(ワ)30991【…または2,3,3,3-テトラフルオロプロペンを含む組成物】<田中>
令和1年(ワ)30991【…または2,3,3,3-テトラフルオロプロペンを含む組成物】<田中> *当初明細書において個別に記載されている特定の3種類の化合物の組み合わせが必然である根拠は記載無し。 ~これら […]
【気体溶解装置】 0.8≦L≦1.4の場合に、課題を解決できると当業者が認識できるか?
【気体溶解装置】0.8≦L≦1.4の場合に、課題を解決できると当業者が認識できるか? ①東地平成29年(ワ)13797<佐藤> *数値の全範囲で課題を解決できると認識できる必要がある ⇒サポー […]
大阪地判平成27年(ワ)5869【水中構造物の洗堀防止剤】<森崎>
大阪地判平成27年(ワ)5869【水中構造物の洗堀防止剤】<森崎> *公然実施品が数値に入れば、認識がなくても公然実施成立!! 「原告は…数値限定が認識されないと主張するが,公然実施されたOB […]
令和2年(行ケ)10147【ゲームプログラム】<森> 当初明細書に接した当業者は,「特定のアイテム」は,「アイテムボックスに収納して保持する」ものではないと理解する ⇒「『特定のアイテム』を『アイテムボック […]
令和1年(行ケ)10159【X線透視撮影装置】<菅野> 新たに課題として取り上げたことに意義があるとの評価も十分に可能… こうした課題があることを前提として,引用発明との相違点の構成にする動機 […]
東京地判平成23年(ワ)27781【タッチスクリーンディスプレイ…】中間判決<大須賀>
東京地判平成23年(ワ)27781【タッチスクリーンディスプレイにおけるリストのスクローリング,ドキュメントの並進移動,スケーリング及び回転】中間判決<大須賀> *米国USC1782の対象物~証拠調べの必要 […]
令和2年(行ケ)10030【排水栓装置】<鶴岡> 周知技術も組み合わせの動機付けが必要 ⇒動機付けなし(進歩性〇) ※清水元判事は、周知技術は技術分野が同じであれば動機付け不要と述べたが、「周 […]
大阪地判平成19年(ワ)2076【組合せ計量装置】 *海外顧客への売上を損害額の基礎とした (一般論も判示した) Cf.知財高裁大合議H24(ネ)10015「ごみ貯蔵機器」判決も、原告(外国法 […]
令和2年(行ケ)10037「遊技機」<大鷹> 審決の拒絶理由を訴訟で変更するものであり,拒絶理由の変更を認めることは,拒絶査定不服審判の審判手続における請求人の防御の機会を奪うものであるから, […]
(譲渡の申出)東京地判平成28年(ワ)25436<矢野> 【L-グルタミン酸の製造方法】
(譲渡の申出)令和2年9月24日 東京地判平成28年(ワ)25436【L-グルタミン酸の製造方法】<矢野> 譲渡人と申出者とが異なっても、一定の関係にある場合は「譲渡の申出」成立 「譲渡」が外国 […]
平成31年(行ケ)10041【創傷被覆材】<菅野> *副引用発明の一部のみを取り出して、主引用発明に適用する動機付けなし 「一体化させた構造を有することにより,創傷面の湿潤状態を保つ技術的意義 […]
平成2年(行ケ)10066【2軸ヒンジ】<森> *副引用発明の一部のみを取り出して、主引用発明に適用する動機付けなし⇒進歩性〇 「機能的に連動しており、…一体的に構成された部材から…のみを取り […]