【米国】IOENGINE v. Ingenico (CAFC 2024.5.3)
【米国】IOENGINE v. Ingenico (CAFC 2024.5.3) プリンティッドマター法理=情報の伝達内容のみをクレームした要素は特許適格性否定とする法理 ⇒本発明のクレームの「encrypted com […]
【ドイツ/人工知能の発明者性】 ドイツ連邦通常裁判所は、人工知能「DABUS」を発明者とする特許出願について、人工知能は発明者となることができないとした。 https://www.jetro.go.jp/ext_imag […]
ドイツ弁理士@長谷川寛『UPCはProblem Solution Approachを捨てた?』
ドイツ・日本弁理士の長谷川寛先生の記事 『UPCはProblem Solution Approachを捨てた?』 欧州特有の進歩性ロジック(主引例の選定)が、欧州統一特許裁判所により変更されるとすれば、少なくとも進歩性判 […]
【米国/意匠特許】2024.05 CAFC en banc LKQ v. GM Global
【米国/意匠特許】2024.05 CAFC en banc LKQ v. GM Global Tech. 40年続いたRosen-Durling test(意匠特許の自明性を判断する際に,primary […]
【米国】2024.05 In re Bystolic事件(第2巡回区控訴裁判所)
【米国】2024.05 In re Bystolic事件(第2巡回区控訴裁判所) 医薬品特許訴訟の和解におけるリバースペイメントは、「多額」かつ「不当」である場合は、反トラスト法違反。 ~訴訟費用、商品・サービスの価値等 […]
【米国/商標】連邦最高裁2023.06 Abitron v. Hetronic
【米国/商標】連邦最高裁2023.06 Abitron v. Hetronic 被告製品の売上の97%が米国外であった。 ⇒域外適用は2段階テスト ①法令の規定が域外適用可能か if no ②議会の関心の焦点に関連する行 […]
【米国】2022.06<CAFC>F.4th 1362 Novartis v. Accord
【米国】2022.06<CAFC>F.4th 1362 Novartis v. Accord 「直前に負荷用量の投与がない場合に0.5mg/日の用量で」投与するという否定的表現がサポート要件× 除外する根拠が […]
【米国】2013.01<CAFC>502 Fed.Appx. 971 Ernie Ball v. Earvana
【米国】2013.01<CAFC>502 Fed.Appx. 971 Ernie Ball v. Earvana 「正弦波状の弧を形成しない…」という否定的表現が、米国特許法112条違反(サポート要件or明確 […]
【米国】2022.06<CAFC>F.4th 1362 Novartis v. Accord
【米国】2022.06<CAFC>F.4th 1362 Novartis v. Accord 「直前に負荷用量の投与がない場合に0.5mg/日の用量で」投与するという否定的表現がサポート要件× 除外する根拠が […]
【米国】2013.01<CAFC> Ernie Ball v. Earvana
【米国】2013.01<CAFC>502 Fed.Appx. 971 Ernie Ball v. Earvana 「正弦波状の弧を形成しない…」という否定的表現が、米国特許法112条違反(サポート要件or明確 […]
【米国】2020.01<CAFC>946 F.3d 1367 Eko Brands v. Adrian Rivera
【米国】2020.01<CAFC>946 F.3d 1367 Eko Brands v. Adrian Rivera 「”broad, thin mesh”を含まない」という否定的表現 […]
【米国】2014.06<CAFC>752 F.3d 1371 Q.I. Press v. Lee
【米国】2014.06<CAFC>752 F.3d 1371 Q.I. Press Controls v. Lee 「印刷機の基板は照射点で支持されていない」という否定的表現が、サポート要件×。 図2は一見照 […]
【米国】2015.11<CAFC>850 F.3d 1350 Inphi v. Netlist
【米国】2015.11<CAFC>850 F.3d 1350 Inphi v. Netlist 「“CAS, RAS, or bank address signals”を除く」という否定的表現が、サポート要件 […]
【米国】2012.12<CAFC>Santarus v. Par Pharmaceutical
【米国】2012.12<CAFC>694 F.3d 1344 Santarus v. Par Pharmaceutical 「胃薬がスクラルファートを含まない」という否定的表現がサポート要件〇 明細書で理由 […]
【米国】2023.07<CAFC>In Re FLOAT “N” GRILL 再発行出願
【米国】2023.07<CAFC>In Re FLOAT “N” GRILL 再発行出願(米国特許法251条、Reissue)における上位概念化の限界 ⇒必須の構成は削除不可 本件発明で「磁石」は必須であるから、これを削 […]
【欧州】EPO審決T61/14 ※パラメータ発明がEPC83条の実施可能要件を満たす要件
【欧州】EPO審決T61/14 *パラメータ発明がEPC83条の実施可能要件を満たすために、クレームされた全範囲に亘って、パラメータの測定方法のみならず、当該パラメータを調整する方法が、出願当初明細書に記載 […]
【中国】最高人民法院2016-41『第一三共事件』 マーカッシュ形式クレームは概括論により解釈される。 ⇒任意の選択肢を削除すると不確定性の問題が生じるから、通常、一部のマーカッシュ要素を削除することは、訂正要件× Cf […]
【韓国/特許】2016ホ7954 数値限定発明につき均等論〇
【韓国/特許】2016ホ7954 ~数値限定発明につき均等論〇 微細結晶性セルロースの主成分対比重量混合比が「0.5以上3以下」であるが、イ号は「0.1以上0.5未満」 ⇒活性成分の錠剤化が非公知、補正なし ⇒意識的除 […]
【外国/論稿】EPO拡大審判部の審決(G2/21)と当該審決を踏まえた実務上の提案(ペーター、知財管理Vol.74 No.4 2024)
【外国/論稿】EPO拡大審判部の審決(G2/21)と当該審決を踏まえた実務上の提案(ペーター、知財管理Vol.74 No.4 2024) ①実験成績証明書は、その効果の根拠が出願日時未公開であったという理由だけで無視でき […]
【米国】スキニーラベルと「誘引侵害」 2024.06<CAFC>Amarin v. Hikma
【米国】スキニーラベルと「誘引侵害」2024.06<CAFC>Amarin v. Hikma Motion to Dismiss ⇒ 地裁に差戻し ジェネリック医薬品のスキニーラベルと「誘引侵害」⇒カーブアウ […]
【米国/商標】最高裁判所No.12-761 POM v. COCA-COLA2014年6月12日
【米国/商標】最高裁判所No.12-761 POM v. COCA-COLA(2014年6月12日) ランハム法に基づく虚偽広告の訴えはFDCA(連邦食品・医薬品・化粧品法)、FDA(米国食品医薬局法)によって阻まれない […]
【米国】Arbutus v. Modernatx(CAFC、2023.04)
【米国】Arbutus v. Modernatx(CAFC、2023.04) 先行文献記載のDDM(製法)により調整した脂質組成の組成物が、本件発明の形態的特性(morphological property)を当然に有す […]
【米国】JOE v. AT&T (CAFC, 2023.4.5)
【米国】JOE v. AT&T (CAFC, 2023.4.5) “a microprocessor”は1つ又は複数 ⇒”said microprocessor”は […]
【米国】LG v. Immervison (CAFC, 2022.7.11)
【米国】LG v. Immervison (CAFC, 2022.7.11) *引例の開示が明らかな誤りを含む場合、当該開示を自明性の根拠とできない。 ⇒実施例の大きな相違に鑑みれば、表3と表5が同じデータであることは不 […]
【米国特許】Dyfan v. Target (CAFC 2022.03)ソフトウェア特許のMPF
【米国特許】Dyfan v. Target (CAFC 2022.03) meansという文言が無い場合の、ソフトウェア特許におけるMeans-Plus-Functionクレーム ⇒「code/application 」 […]
【米国】Weber v. Provisur(2024, CAFC)
【米国】Weber v. Provisur(2024, CAFC) 原告製品のマニュアルが、限られた数の者のみに配布され、秘密保持の対象であったにもかかわらず、関心を持つ公衆が合理的な努力によりアクセス可能であったことか […]
【米国】Cordis v. Boston Scientific (2009, CAFC)
【米国】Cordis v. Boston Scientific (2009, CAFC) 「printed publication」該当性は、文書が限られた数の者に対してのみ配布され、拘束力のある守秘合意があれば、公衆か […]
【米国特許】Ortho-McNeil v. Caraco(2007,CAFC)
【米国特許】Ortho-McNeil v. Caraco(2007,CAFC) 「about 1 : 5」というクレーム文言が「1 : 3.6-7.1」を包含すると解釈された!! ⇒被告製品の「1 : 8.67」は非充足 […]
【米国特許】Cohesive v. Waters(2008,CAFC)数値範囲を広く解釈された!
【米国特許】Cohesive v. Waters(2008,CAFC) 平均直径が「greater than about 30μm」というクレーム文言が、(1)25.434μm超、又は(2)20.044μm超,且つカラム […]
【米国特許】Par v. Hospira(2020,CAFC) ※数値限定に均等論が認めれた事例
【米国特許】Par v. Hospira(2020,CAFC)「about 6 to 8 mg/mL」というクレーム文言 ⇒9mg/mLが文言充足or均等とした!! ① aboutが数値範囲に使用されると、境界の厳密な解 […]
【米国特許】Conopco v. May Dept.(1994,CAFC)46 F.3d 155
【米国特許】Conopco v. May Dept.(1994,CAFC)46 F.3d 1556 「about 1 : 40」というクレーム文言に対し、「1 : 162.9」の被告製品は非充足。均等論も× 「about […]
【米国特許】Amgen v. Chugai(1991 CAFC)927 F.2d 1200
【米国特許】Amgen v. Chugai(1991 CAFC)927 F.2d 1200 「280nmでの吸光度単位当たりat least about(少なくとも約)160,000IUの比活性」というクレーム文言が、「 […]
【米国】K-Fee System v. Nespresso(CAFC, 2023.12)
【米国】K-Fee System v. Nespresso(CAFC, 2023.12) <争点>“bar code”というクレーム文言が“bit code”でよいか? 原審は対応EP特許に対する特許権者の主張を根拠に限 […]
【米国】Ironburg v. Valve (CAFC, 2023.4.3)
【米国】Ironburg v. Valve (CAFC, 2023.4.3) IPRエストッペル(IPRで合理的に主張し得た無効理由を、裁判所及びITCで主張できなくなること)の基準は、「熟練サーチャーレベ […]
【米国】上級審でのクレーム解釈に使用する判断基準に関する連邦最高裁判決 Teva v. Sandoz(2015)
Nautilus 134 S. Ct. 2120(2014)基準に従い、当業者がクレーム上のmolecular weightがMpによるものであると合理的に明確であると考えるか否かについて、出願経過を検討した。 http […]
【米国】争点効に関する米国最高裁判決2015年3月24日(B&B Hardware v. Hargis Ind)
争点効の一般的要件を充足する限り、TTABが判断した商標の使用態様と裁判所で争われている商標の使用態様とが実質的に同一であるときは、TTAB判断に争点効が生じる。 もっとも、争点効の一般的要件を充足する事案は限定的である […]
【米国】103条の非自明性の要件を明確にするとともに、IPR請求人のReply Brief等による新たな議論の検討は不適法であるとしたCAFC判決の紹介
【米国】103条の非自明性の要件を明確にするとともに、IPR請求人のReply Brief等による新たな議論の検討は不適法であるとしたCAFC判決の紹介 「文献の組み合わせための動機付け」及び「成功の合理的期待」の両方を […]
【米国】当事者系レビュー(IPR)における特許審判部(PTAB)の決定に対してCAFCに上訴した IPR 請願人に事実上の損害がない場合は当事者適格なしとして却下したCAFC判決の紹介
【米国】当事者系レビュー(IPR)における特許審判部(PTAB)の決定に対してCAFCに上訴した IPR 請願人に事実上の損害がない場合は当事者適格なしとして却下したCAFC判決の紹介 製品を開発中の請願人のIPR ⇒特 […]
【米国特許】Centillion v. Qwest 631F.3d 1279(Fed. Cir. 2011)
【米国特許】Centillion v. Qwest 631F.3d 1279(Fed. Cir. 2011) *271(a)に基づくシステムの「生産」は全てのクレーム要素を組み合わせる必要があるが、Qwestではなく、ユ […]
【米国特許】2003 CAFC (340 F.3d 1367) Bayer v. Housey
【米国特許】2003 CAFC (340 F.3d 1367) Bayer v. Housey 米国特許法271条(g)の製品は「physical goods」に限定される。 ⇒スクリーニング方法(単純方法)を使用して得 […]
【米国特許】Caltech v. Broadcom, 25 F.4th 976 (2022)
【米国特許】Caltech v. Broadcom, 25 F.4th 976 (Fed. Cir. 2022) 販売活動の多くが米国内~授受が国外でも国内販売となり得る。 Halo v. Pulse 831 F.3d […]
【論稿】中国の用途に関する発明(知財管理Vol.73 No.12 2023、丁文蘊/ 王未東)
【論稿】中国の用途に関する発明(知財管理Vol.73 No.12 2023、丁文蘊/ 王未東) 中国の用途発明は「…の用途」or「…の応用」 「…用」という限定は、単に用途や使い方を記述しているだけだと、新規性に寄与しな […]
【論稿/外国】欧州における抗体特許(知財管理Vol.73 No.6, 2023藤本なお)
【論稿/外国】欧州における抗体特許(知財管理Vol.73 No.6, 2023藤本なお) 欧州の進歩性~効果が重要 全範囲で効果が得られると信じられるかが問われる。 ⇒効果が認められないと課題は「代替物の提供」であり自明 […]
【米国】<連邦地裁>Sonos v. Google LLC (N.D. Cal. 2023)
【米国】<連邦地裁>Sonos v. Google LLC (N.D. Cal. Oct. 6, 2023) Sonosが継続出願でGoogle製品が充足する発明 ⇒陪審は3250万ドル認容 しかし、裁判官は、競合製品を […]
【韓国】大法院2021年12月30日判決・2017フ1304
【韓国】大法院2021年12月30日判決・2017フ1304 先行論文に開示された製造方法により『必然的に』特許発明の構成を有する場合は、内在的開示が認められて、新規性が否定される。 『蓋然性』では足りない。 内在特性を […]
【外国】韓国最高裁2023.3.13=同2022.4.31 結晶型発明の進歩性
【外国】韓国最高裁2023.3.13=同2022.4.31 結晶型発明の進歩性 従前は、顕著な効果or異質な効果が必要であった。 ⇒④有利な効果の他に、 ①結晶多型が予想されたか、 ②クレームされた特定の結晶型に至る動 […]
【米国】2003CAFC(324 F.3d 1322)Allergan v. Alcon
【米国】2003CAFC(324 F.3d 1322)Allergan v. Alcon 特許発明(緑内障)とは別用途(眼圧低下)のOFF-LABEL USE ⇒271(e)(2)不成立 Warner-Lambertの先 […]
【米国】2003CAFC(316 F.3d 1348) Warner v. Apotex
【米国】2003CAFC(316 F.3d 1348) Warner-Lambert v. Apotex 271(e)(2)不成立 + <傍論>特許用途のOFF-LABEL USEに2.1%(5000万ドル)使われても、 […]
【米国】1998CAFC (152 F.3d 1342) Johns Hopkins University v. Cellpro
【米国】1998CAFC (152 F.3d 1342) Johns Hopkins University v. Cellpro 医療機器の宣伝・広告で、誘引侵害成立。 ⇒特許発明を知りながら、被告機器を使えば特許発明の […]
【米国】2010CAFC (633 F.3d 1042) AstraZeneca v. Apotex
【米国】2010CAFC (633 F.3d 1042) AstraZeneca v. Apotex 誘引侵害成立!(治療方法) Cf. Takeda v. West-Ward 785 F.3d 625(CAFC 201 […]
【米国】Takeda v. West-Ward 785 F.3d 625(CAFC 2015)
【米国】Takeda v. West-Ward 785 F.3d 625(CAFC 2015) 被告が医薬品の侵害用途を知っていても、ラベルが曖昧で、必然的に医師が特許発明の用途で処方するわけではない場合には、誘引侵害の […]
【米国特許】Power Integrations v. Fairchild (CAFC 2016.12)
①米国にテクニカルサポートセンターを設置した。 ②顧客が米国販売代理店を見つけることを可能にした。 ③標準約款で米国特許の侵害に対するクレームから顧客を補償していた。 ⇒米国市場をターゲットとしたものであり、誘引侵害(米 […]
【米国特許】Power Integrations v. Fairchild 843 F.3d 1315 (CAFC 2016.12)
【米国特許】Power Integrations v. Fairchild 843 F.3d 1315 (CAFC 2016.12) 誘引侵害成立には、 ①誘因者と直接侵害者との間で意思疎通(successful com […]
【米国特許】Enplas Display v. Seoul Semiconductor 909 F.3d 398 (CAFC 2018.11)
米国外でレンズ販売 ⇒照明装置に係る米国特許の誘引侵害成立 被疑侵害者の世界市場シェアが50%であり、顧客が米国でも最終製品を販売していることを知っていた。 ⇒specific intentあり!! https://ca […]
【論稿/米国】米国における誘引侵害に関する判決の動向と実務上の留意点(知財管理11, 2023)
【論稿/米国】米国における誘引侵害に関する判決の動向と実務上の留意点(知財管理Vol.73, No.11, 2023) 誘引者と直接侵害者との間で意思疎通+積極的な行為が必要 治療方法は、必然的に医師が特許発明の用途で処 […]
【米国特許】Cleveland v. True Health 859 F.3d 1352
【米国特許】Cleveland Clinic Found v. True Health Diagonostics 859 F.3d 1352 (CAFC,2017.08) 治療方法特許 医師に検査結果をレポートした ma […]
【米国特許】2023.9 CAFC Apple v. Corephotonics
【米国特許】2023.9 CAFC Apple v. Corephotonics クレーム文言において不定冠詞「a」が「一つ又は複数」を意味すると解釈された。(a point of view) 明細書中で複数の実施態様 […]
【論稿/外国】EPOにおける選択発明(パテント2020 Vol.73 No.14)
【論稿/外国】EPOにおける選択発明(パテント2020 Vol.73 No.14) EPOにおいては、新規性のために,「特定の長さ」の2つ以上のリストからの選択が必要 通常,「特定の長さ」のリスト=3個以上の要素 3つ以 […]
【論稿/欧州】中間上位概念化-特殊なEPC特許手続き(パテントNo.72, No.13 クリスチャンケスター) <許可事例> T2297/16 他の技術構成と密接に関連するまたは,クリーム組成物 […]
【米国特許】2023.11.06CAFC<ACTELION v. MYLAN> 四捨五入論
【米国特許】2023.11.06CAFC<ACTELION v. MYLAN> 「pH13以上」というクレームを連邦地裁は四捨五入論で12.5~13.4と解釈した。(expert opinionに従った) ⇒ […]
【米国特許】Netflix v. DivX (CAFC 2023.9.11) – Analogo
【米国特許】Netflix v. DivX (CAFC 2023.9.11) – Analogous Art In re Bigio, 381 F.3d1320, 1325 (Fed. Cir. 2004). ⇒prio […]
【論稿/外国】欧州統一UPC条約発効後の欧州特許戦略-日本企業のための有効なドイツ特許制度の活用
【論稿/外国】欧州統一特許裁判所(UPC)条約発効後の欧州特許戦略-日本企業のための有効なドイツ特許制度の活用-(知財管理Vol.73 No.5 2023)(竹中俊子、クリストフ・カール) ドイツの特許権者 […]
【論稿/外国】「欧州におけるコンピュータ実装発明の特許要件-『技術的特徴』の考察-」(パテント2019 Vol.72 No.10)
【論稿/外国】「欧州におけるコンピュータ実装発明の特許要件-『技術的特徴』の考察-」(パテント2019 Vol.72 No.10) 「相違点があり,しかもその相違点が技術的な貢献をもたらす場合には,その技術的効果に基づく […]
【米国特許】2023.05米国連邦最高裁判決Amgen v. Sanofi ⇒実施可能要件×
【米国特許】2023.05米国連邦最高裁判決Amgen v. Sanofi ⇒実施可能要件× 本件特許発明のクレームは、明細書で示されたの例示的な抗体よりも遥かに広範囲に及び、(発明の性質と基礎とな技術により)合理的な量 […]
【米国特許】2015連邦最高裁Commil v. Cisco 米国では単純方法クレームが超有用!
2015.05米国連邦最高裁Commil v. Cisco < 損害論>直接侵害370万ドル、誘引侵害6370万ドル 米国は「業として」要件なし ⇒ユーザが侵害 ⇒単純方法で誘因侵害成立 ⇒米国では単純方法ク […]
【米国特許】2016.02 CAFC PPC Broadband v. Corning
【米国特許】2016.02 CAFC PPC Broadband v. Corning reside “around”を、明細書を参酌して、BRI基準で限定的に解釈した。 aroundは明細書 […]
【米国特許】2018.03CAFC In re Power Integrations
【米国特許】2018.03CAFC In re Power Integrations *coupledというクレーム文言を、明細書を参酌して、BRI基準で限定的に解釈した。 BRI基準はクレームを広く解釈するが、クレーム […]
【米国特許】2022.08 PTAB(PGR2021-00054) CQV v. Merck Patent
【米国特許】2022.08 PTAB(PGR2021-00054) CQV v. Merck Patent 特許権者が審査中に意図的に放棄した発明は、再捕捉(recapture)禁止ルールにより、再発行(reissue […]
【米国特許/意匠】In re Reelex Packaging Solutions (CAFC 2020.11.5)
【米国特許/意匠】In re Reelex Packaging Solutions (CAFC 2020.11.5) ①特許出願でデザインの機能性が証明された ②出願人の広告がデザインの実用性を訴求 ③代替設計の不存在 […]
【米国特許】Almirall v. Amneal (CAFC) 2022.3.14
【米国特許】Almirall v. Amneal (CAFC) 2022.3.14 クレーム「…アダパレンを含まない」 主引例は、アダパレンを含んでいないが、アダパレンを含まない旨の積極記載はない。 特許権者の主張~主引 […]
【米国特許】2010.03 CAFC en banc Ariad v. Eli Lilly
【米国特許】2010.03 CAFC en banc Ariad v. Eli Lilly 米国特許法112-1は、実施可能要件と独立に、記述要件を規定する。 ⇒製造及び使用のために過度の実験を必要とせず、実施可能要件 […]
【米国特許】非法定二重特許 MPEP804,サブセクションI.B.1.b)(iv)
【米国特許】非法定二重特許 MPEP804,サブセクションI.B.1.b)(iv) 審査官の対応指針を提供するために改訂された。 自明性二重特許(Obvious-type Double Patenting) ⇒非法定二重 […]
【米国】2018(CAFC)Dow v. Nova (2015)Teva v. Sandoz
【米国】2015.10 CAFC Dow v. Nova 「加工硬化係数の傾き」の測定方法が開示されておらず、パラメータは従来知られていなかったから不明確。 =CAFC(2003)Haneywell v. ITC CAF […]
【論稿】〔米国〕流動的な機能的属クレームの記載要件とその対策(知財管理2023年1月号,高田奈生
【論稿】〔米国〕流動的な機能的属クレームの記載要件とその対策(知財管理2023年1月号,高田奈生) Ariad v. Lily(Fed. Cir. 2010) 必要な開示 ①属の範囲に入る代表的な数の種 OR ②当業者が […]
【米国特許】2022.12 CAFC Google v. Hammond <付随禁反言>
【米国特許】2022.12 CAFC Google v. Hammond 第2特許クレームが、無効確定した第1特許クレームと実質的に同一であったため(明細書も同じであった)、特許性の争点は同一であるとして付随禁反言を適用 […]
【米国特許】2020.8.18 USPTOのメモランダム IPRでAAPAの扱い
【米国特許】2020.8.18 USPTOのメモランダム IPRで,Applicant Admitted Prior Art (AAPA)は単独では無効の根拠とできないが、先行特許又は印刷刊行物と組み合わせることで無効の […]
【米国特許】2022.06 CAFC Novartis v. Accord Healthcar
【米国特許】2022.06 CAFC Novartis v. Accord Healthcare 先行技術を回避するために審査中に追加された除くクレームは、明細書中に単に肯定的記載が存在しないだけでは記載要件×。(明細 […]
【米国特許】2005.07 CAFC en banc Philips v. AWH Corp.
【米国特許】2005.07 CAFC en banc Philips v. AWH Corp. 「Claim differentiation」を認めた =米国特許法112(d) 「クレーム1のバッフルが本来的に角度付けさ […]
【米国特許】2020.08 CAFC IP Bridge v. TCL
【米国特許】2020.08 CAFC IP Bridge v. TCL 標準必須特許の「必須性」判断者は、裁判官(法律問題)ではなく、陪審(事実問題)である ⇒自称SEP特許が本当に標準必須特許か否かの立証方針に影響あり […]
【韓国特許】特許法院宣告2020ホ5832 プロドラッグ(体内で化学変化して、薬効を示す物質になる)に、物質特許が均等論で及んだ。 出願経過で減縮したが、意識的除外でない。 ⇒東京地判平成30年(ワ)38504止痒剤事件 […]
【米国特許】2016.03 CAFC DSS v. Taiwan Semiconductor
【米国特許】2016.03 CAFC DSS v. Taiwan Semiconductor 独立項を限定解釈しても、従属項の範囲は更に狭いから、Claim Differentiation(米国特許法112(d))に違背 […]
【米国特許】2021連邦最高裁Minerva v. Hologic
【米国特許】2021連邦最高裁Minerva v. Hologic 「譲渡人禁反言」は,例えば以下の場合は制限される。 (1)発明者が有効性を保証できる可能性がある前に譲渡された(ex.雇用契約による譲渡) (2)事後の […]
【米国特許】2018.09 CAFC Nike v. Adidas
【米国特許】2018.09 CAFC Nike v. Adidas PTABは、IPRにおいて、補正後クレームの特許性を否定する新たな根拠を提示し得るが、最終決定前に、特許権者に通知をし、応答の機会を与えなければならない […]
【米国特許】2020.11 CAFC In re Google Thechnology
【米国特許】2020.11 CAFC In re Google Thechnology PTABの審理までクレーム解釈を主張しなかった場合、そのクレーム解釈の主張権を喪失する。 PTAB が自発的にクレーム解釈したとして […]
【米国特許】SIMO v. Hong Kong / SuperGuide v. DirecTV
【米国特許】2021.01 CAFC SIMO v. Hong Kong uCloudlink 「a plurality of A, B, C, D anc E」というクレーム文言が、A,B,C,D,Eがそれぞれ複数ある […]
【米国特許】弁護士費用の敗訴者負担 Octane Fitness v. Icon Health & Fitness Highmark v. Allcare Health Management System 201 […]
【米国特許】2020.04 CAFC Samsung v. Prisua
【米国特許】2020.04 CAFC Samsung v. Prisua (1)IPRでは、不明瞭性を根拠として無効とされない。 ⇒不明瞭性は、付与後レビュー(PGR)で争える。 (2)対象クレームが不明瞭であっても、必 […]
【米国特許】Paper Example <2021.7.1USPTO通知>
【米国特許】Paper Example <2021.7.1USPTO通知> 米国ではProphetic Example(データの裏付けなし)をWorking Example(データの裏づけあり)と区別することが義務付けら […]
【米国特許/条文】295条 (1)製法特許により生産された蓋然性+(2)合理的な努力(Discovery)で、製法使用が推定される。 ⇒日本特許法104条と異なり、新規物質である必要なし ⇒米国で製法特許を保有すると、2 […]
【ドイツ】デュッセルドルフ高裁(2009年)「プリペイドカード事件」
【ドイツ】デュッセルドルフ高裁(2009年)「プリペイドカード事件」 2 U 51/08、InstGE11, 203 (本判決)「・・・国内においてこのために必要な手段の一部のみを実施する場合であっても、特許を侵害し得る […]
【英国】EWHC [2002] Menashe v. William Hill
【英国】Menashe v. William Hill [2002] EWHC 397、[2002] EWCA Civ 1702 William Hillは、CDに記録したコンピュータプログラムであって、コンピュータをイ […]
【中国】最高人民法院2021年5月25日判決<(2020)最高法知民終746号>
【中国】最高人民法院2021年5月25日判決<(2020)最高法知民終746号> 「最高人民法院情報ネットワーク伝達権侵害に係る民事紛争事件の審理における法律適用の若干の問題に関する規定」第15条 =「…侵害行為地と被告 […]
【韓国】ソウル中央地方法院2007年9月7日<2006ガ合73442>
【韓国】ソウル中央地方法院2007年9月7日<2006ガ合73442> ≒ソウル中央地方法院2015年2月17日<2013ガ合546931> (本判決)韓国外企業の韓国子会社である被告が,海外に位置する国外企業所有のサー […]
【日本/刑事】最決平成26年11月25日・平成25年(あ)574、510<刑集68巻10号2707頁>
【日本/刑事】最決平成26年11月25日・平成25年(あ)574、510<刑集68巻10号2707頁> 日本在住の被告人 日本国内で作成したわいせつ画像を海外サーバに送信 日本人を中心とした不特定かつ多数の顧客に頒布 日 […]
【米国特許】2022.11 AMP Plus v. DBA ELCO
【米国特許】2022.11 AMP Plus v. DBA ELCO <CAFC> 新規性判断時に、カタログのLEDに関する総合的な開示が、掲載されている複数の特定の製品に限定される理由は無いと判断された。 […]
【米国特許】2022.10CAFC Nature Simulation v. Autodesk
【米国特許】2022.10CAFC Nature Simulation v. Autodesk 明瞭性要件は、明細書及び出願経過を考慮して、クレームが発明の範囲を合理的な確実性をもって当業者に伝えることを要求するが、絶対 […]
【米国】仮出願に基づく後願排除効 2018年1月改正MPEP 706.02(f),2136.03
【米国特許】仮出願に基づく後願排除効 2018年1月改正MPEP 706.02(f),2136.03 <要件> ・仮出願が明細書+図面を含む ・仮出願に基づく通常出願(への変更) ⇒公開された米国特許出願だけでなく、公開 […]
【米国特許】非自明性 MPEP 2015.04 CAFC INEOS v. BERRY PLA
【米国特許】非自明性 MPEP 1. 先行技術の具体的実施例がクレームの範囲内にあれば,その範囲は新規性がない。 2. 2012(CAFC) Clear Value v. Pearl River 3. クレーム範囲に極め […]
【米国特許】1995(CAFC) Exon Chem. Patents v. Lubrizol
【米国特許】1995(CAFC) Exon Chem. Patents v. Lubrizol 被告は特許発明の組成物を使用していたが、化学反応により、被告製品は特許発明の組成物を含んでいなかった。 ⇒「comprisi […]
【米国特許】2016.08 CAFC Multilayer Strech Cling Film
【米国特許】2016.08 CAFC Multilayer Strech Cling Film v. Berry Plastics 「consisting of」を用いたマーカッシュクレームのグループの従属項に、別の要素 […]