審判実務者報告会2022<テーマ1>高石所属

数値限定発明におけるサポート要件
偏光フィルム大合議判決
「実施例から読み取ったパラメータの傾向やメカニズム,複数のパラメータが存在する場合は各パラメータが相関するか独立か,などを明細書に記載しておくことが,パラメータの傾向の把握のために有効」

 

審判実務者報告会2022<事例1>機械 H31(行ケ)10046

「上位概念化…された範囲に属する具体的な技術的事項について,より詳細な検討が望ましい」

「課題解決に直接関係する構成でなければ拡張可能」

「主副引用発明の…物の大きさの差異が課題に影響を与える場合は,動機付けがないといえる場合もある」

https://www.jpo.go.jp/resources/shingikai/kenkyukai/document/sinposei_kentoukai/2022_houkokusyo_honpen.pdf

審判実務者報告会2022
< 1>数値限定発明におけるサポート要件(機械)※高石が所属した部会
<2>明確性要件(化学①)
< 3>新規性判断における内在特性(化学②)
< 4>相違点がビジネス方法,ゲームのルールや取決めに関する事項である場合の進歩性の判断(電気)
< 5>結合商標の類否判断

 

 

※本稿の内容は,一般的な情報を提供するものであり,法律上の助言を含みません。
執筆:弁護士・弁理士 高石秀樹(第二東京弁護士会)
本件に関するお問い合わせ先:h_takaishi☆nakapat.gr.jp(☆を@に読み換えてください。)