マレーシアの改正商標法の施行が予定されています。施行日は正式には決定していませんが、早ければ2019年12月27日となる見込みです。主な改正点は以下の通りです。
・多区分(マルチクラス)出願が可能になります。
・商標登録又は出願の分割や併合が可能となります。
・紙の登録証の発行には別途申請及び手数料の支払いが必要となります。
・非伝統的商標(色彩、音、香り、ホログラム、位置、立体、動き、又はこれらの組み合わせ)の登録が可能になります。
その他、商標権侵害に対する刑事罰の規定の追加や商標権侵害に対する救済の強化等、改正の内容は多岐に及びます。
また、マレーシアのマドリッド協定議定書への正式加盟が決まりました。2019年12月27日から国際登録出願(マドプロ出願)においてマレーシアの指定が可能となる予定です。