【米国】<連邦地裁>Sonos v. Google LLC (N.D. Cal. Oct. 6, 2023)
Sonosが継続出願でGoogle製品が充足する発明
⇒陪審は3250万ドル認容
しかし、裁判官は、競合製品を見てからクレームを補正するアプローチは不公平として、権利行使不能とした。(長期間pendingしていたことも大きく影響している。)
⇒Googleは当該機能を復活
★この判決がCAFCで維持されたら、特許分割戦略を根本から覆す影響があるだろう。
★中国最高人民法院の分割時期制限に通ずる考え。
★投降後に貰ったコメントによると、ブラジルも中国と同じ実務らしい。
https://patentlyo.com/patent/2024/02/redefining-continuation-strategy.html
※本稿の内容は,一般的な情報を提供するものであり,法律上の助言を含みません。
執筆:弁護士・弁理士 高石秀樹(第二東京弁護士会)
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