特許庁では、商標登録出願の審査遅延への対応として、2018年10月から、「ファストトラック審査」を試験的に実施していますが、この度、同制度の運用が以下の通り変更されることになりました。
現状(旧運用): 通常審査よりも2ヶ月早く審査着手(平均で出願から約10ヶ月)
新運用: 出願日から約6ヶ月で審査着手
運用の変更により、ファストトラック審査の活用により、従来よりも早期の審査着手が期待できます。なお、ファストトラック審査の新たな運用は2020年2月1日以降に出願された商標のみが対象となります。同日よりも前に出願された商標については、ファストトラックの旧運用(通常審査よりも2か月早く審査着手)の対象となりますのでご注意下さい。
具体的な運用変更の内容、及び、ファストトラック審査の詳細については、以下特許庁ホームページを併せてご確認下さい。
https://www.jpo.go.jp/system/trademark/shinsa/fast/shohyo_fast.html