【論稿/商標】抵触回避のための非商標的使用(中村剛、パテント誌2025年5月)
【論稿/商標】抵触回避のための非商標的使用(中村剛、パテント誌2025年5月)
非商標的使用を判断する「5つのポイント」を整理した。
<抵触回避のための実践的フロー>
①ステップ1:記述性の検討
その言葉が、自社商品にとって「造語」に見えるか「説明」に見えるかを客観的に評価する。辞書や他社サイトでの使用状況が証拠になる。
②ステップ2:表示デザインの工夫
自社の識別標識(ロゴ等)を最も目立たせる。
対象の言葉は、他の説明文(「リキッドタイプ」等)と同じ書体・大きさで配置する。
必要に応じて、文章の中(キャプション)で使用し、独立したロゴのように見せない。
③ステップ3:代替案の検討
記述的意味合いが弱く、第三者の使用例も少ない場合は、無理に「非商標的使用」を主張せず、言葉自体を変更するか、自ら識別力のある図形と組み合わせて出願し、安全性を確保する。
https://jpaa-patent.info/patent/viewPdf/4644
※本稿の内容は,一般的な情報を提供するものであり,法律上の助言を含みません。
執筆:弁護士・弁理士 高石秀樹(第二東京弁護士会)
本件に関するお問い合わせ先:h_takaishi☆nakapat.gr.jp(☆を@に読み換えてください。)
